716 麻生 佳代子 さん

21号掲載

716 麻生佳代子さんへインタビュー

――なぜここでお店をはじめることになったのですか?

出身は山口県の長門市なんですが、鹿屋に来て、ここの人たちのエネルギーにびっくりしました。それに当てられたのと、独り立ちしたいという思いがあり、中学生のころからの夢だった小料理屋をここでするのもいいなぁと、お店を始めました。
子供の頃からサスペンス劇場が好きで、必ず事件を抱えた刑事がやってきて女将さんと話すんですが、そういうお店を自分でもしたいと思っていました。笑

――渋い中学生ですね。笑 ここ716はどのようなお店なのか教えてください。

全国から日本酒を取り寄せて、日替わりのおばんざいをカウンターに並べる大皿料理が売りのお店です。鹿屋にきて15年で、お店は10年になります。ここまで続くなんて自分でもびっくりしています。

――鹿児島は日本酒を飲まれる印象はないですが、そこら辺の苦労はないですか?

今はそういうことはないですね。日本酒ブームが繰り返しやってくるし、最近も第四次日本酒ブームがありました。周りに日本酒をメインで出しているお店もあまりないので、逆に特徴を出せているのかなと思います。日本酒だけではなく、ハイボールやビールやノンアルでもおばんざいを楽しみに来てくださるお客さんも多いです。
この店は、入口がわかりづらいのですが、そこが良い方向に働いていて、品のいいお客さんばかりで助かっています。それに最近はInstagramを見てくる若い新規のお客さんもいらしてうれしいですね。

――お店を10年やってきたということですが、今後の展望についてなにかありますか?

今はおばんざいを生かした少人数の料理教室もやっているんですが、それを少しずつ広げて行きたいです。日々、苦手でも作らないといけない状況だったり、味が決まらなくて憂鬱になるという方に、ちょっとした工夫と技術で料理を楽においしくできることを伝えていきたいと思っています。

文・やうやう編集部

716
鹿屋市本町八-五
TEL080 – 3880 – 4479 
定休日 日曜日と月曜日
料理教室は月に五回、
Instagramの716daidokoroのアカウントでスケジュール告知

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