ネトウヨおじさんにも一理ないか?

韓国与党が李在明候補を政治資金法違反の疑いで告発、共に民主による金文洙候補告発に対抗措置(朝鮮日報日本語版)

この国はなかなか変わらない。改革派と言われてる石破氏も政治改革はなにもできていない。石破首相はこれまで4、5回も総裁選に出馬して、なにかこれだけは成し遂げたいということがあったんじゃなかったのか?

日本社会はセクショナリズム(縄張り意識)が強すぎて物事がまったく動かない。「あいつ良いこと言ってるから応援しよう」とはなかなかならない。

韓国はキャンドル集会に象徴されるように市民運動が活発で、日本より“進んだ民主主義”と持ち上げる声がリベラルには多い。確かに韓国の政治はダイナミックに動いている印象があるし、国民のデモや集会も盛んなように見える。じゃあ韓国がいい社会かと言えば、政治は訴訟合戦で、国民は一人あたりの生産性は高いが、格差や競争は激しくて、映画「パラサイト」じゃないが、それから落ちたら一生負け確定みたいな、過度な受験競争がある。ほんとうに韓国のような社会がいい社会なのかはかなり疑問ではないか。

日本もデモや社会運動でそんな社会を変えようと言っても、反ワク、財務省デモみたいなのは相手にされず、動員に限界がある。さらには「選挙で変えるしかない。投票に行こう!」と訴えても、N国やつばさの党のような動きを、未然に防ぐことはできず、なかなか日本の社会は動かない。

こうして日本では、自分たちでは何も変えられないおじさん、おばさんたちが、韓国、中国の現状をフジサンケイやYouTubeなどで見ては笑い、「やっぱり日本は良かなぁ」となる。ここまで来れば、現状肯定の老害ネトウヨおじさんの誕生だ。(え?おれもそうなの?)

政治闘争が活発になると社会は安定しないし、競争力が高ければ、格差が生まれ、生きにくくなる。社会は良いとこ取りはできない。ネトウヨおじさんにも一理「は」あると思う。日本みたいな安定した社会は少しずつしか変わらないのかもしれない。

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