永野芽郁出演映画原作の東村アキコ、『文春』へ本音「心血注いで作ったものを、結果的に潰すという矛盾に…」「二重人格の人と…」
雑誌報道をきっかけに、俳優がCMや大河ドラマを降板させられる。
このようなことが起こると、源流である雑誌の報道のあり方が問題になる。しかし、本当に問題なのは、報道のあり方ではなく「許さない」という空気に乗じて、現場にクレームを入れる人々の存在だ。
さらに言うと、なにかゴシップがあったときに社会的制裁を加えようとする国民性にあるのではないか。誰もが人生においてなにかしらの問題を起こしてしまうものだ。ここまでくるともはや“いじめ”だ。
放送局や企業、行政が理不尽なクレームには毅然とした態度を示さなければ、私たちの社会は戦時中に他人の生活様式を見張っていた「隣組」のような監視型へと逆戻りする。
自由と一人ひとりの生き方を尊重するリベラルを自認する人々こそ、この問題の危うさを訴えるべきだ。
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